道具箱はささやく
長岡弘樹著 2018年祥伝社刊行
初出「新刊ニュース」(2016年〜2018年)
- 声探偵
- リバーシブルな秋休み
- 苦い厨房
- 風水の紅
- ヴィリプラカの微笑み
- 仮面の視線
- 戦争ごっこ
- 曇った観覧車
- 不義の旋律
- 意中の交差点
- 色褪せたムンテラ
- 遠くて近い森
- 虚飾の闇
- レコーディング・ダイエット
- 父の川
- ある冬のジョーク
- 嫉妬のストラテジー
- 狩人の日曜日
20ページ程度のショートショート。
伏線回収、どんでん返しなど、とにかく手慣れてて上手だと思う。
トリックや豆知識が最初にあり、それに合わせて物語の展開を考えるのかなぁ。
「仮面の視線」「ある冬のジョーク」が好き。
「えっ、そうなんですか?」「えっ、そういうことですかぁ」という豆知識から
物語の展開、構成、オチを考えるのかな?
右脳を損傷すると、人間はジョークの面白さが理解できなくなる。
というのは本当なんだろうか?
とても面白かった。
- 作者: 長岡弘樹
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2018/06/12
- メディア: 単行本
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