にらみ
長岡弘樹著 2018年光文社刊行
初出「小説宝石」「宝石 ザ ミステリー」「ジャーロ」(2010年〜2017年)
- 餞別
- 遺品の迷い
- 実況中継
- 白秋の道標
- 雑草
- にらみ
- 百万に一つの崖
最後の数行に驚く短編7編。
「宝石 ザ ミステリー」に掲載された作品は読んだことがあるような気がする。
表題作「にらみ」が一番面白かった。
こっちで「にらみ」なのかと。
ちなみに「にらみ」とは
警察用語でいう“にらみ”とは、刑事が公判を傍聴することを意味する。
被疑者がいきなり供述を翻したりしないよう、「取り調べで自供したとおりに話せよ」と傍聴席の最前列から無言で睨みを利かせるわけだ。
公判対策として重要な仕事の一つだと目されている。
とのこと。
最初の「餞別」は意味が分かるまで数十分...
やっと意味が分かった。数字なのね。
ちょっと難しい。
- 作者: 長岡弘樹
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2018/03/15
- メディア: 単行本
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