シンドローム 上

真山仁著 2018年講談社刊行

  • プロローグ
  • 第一部 崩壊前夜
  • 第二部 運命の日
  • 第三部 破綻前夜

ドラマを見たので読んでみた。
これは続編になるのか。
ドラマの原作も読んだことがあるとは思うのだけれど記録が見つからない。
今回は2011年の震災時の話がメイン。
ハゲタカというよりも地震後の原発事故の内幕のようなのが描かれてる。

地震直後から、湯河はずっと官邸に棲む愚かな政治家どもに振り回されている。
お前が必要だと言うから的確なアドバイスをしているのに、すべて無視し、挙げ句は官邸から追い出された。
なのに、再び総理から「俺のそばにいろ」と言われたかと思ったら、今度は無理難題だ。

実際同じことのようなことが起きていたんだろうなと思うと政権を選ぶ大切さが分かる。
この震災で儲けた人たちもいるんだろうな~
下巻ではどうなるのか楽しみ♪
@2018年@図書館