いのちの車窓から
星野源著 2017年角川書店刊行
初出「ダ・ヴィンチ」(2014年〜2017年)、書き下ろし
- いのちの車窓から
- 多摩川サンセット
- 怒り
- 電波とクリスマス
- 友人
- 作曲をする日々
- 一期一会
- 人間
- SUN
- ある日
- 文章
- HOTEL
- ROOM
- 武道館とおじさん
- 人見知り
- YELLOW DANCER
- 「おめでとうございます」
- 寺坂直毅
- メタルギアの夜
- YELLOW VOYAGE
- コサキンと深夜ラジオ
- 細野晴臣
- ある夜の作曲
- 大泉洋
- ゲームで
- 恋
- 新垣結衣という人
- 夜明け
- ひとりではないということ
- あとがき
『そして生活はつづく』に続く星野源エッセイ第2弾。
ずいぶん落ち着いた感じがする。
前は頑張って何か書かなくてはという気持ちが強すぎたのかもしれないなと思った。
鶴瓶師匠の言葉「人間は死んだら終わりなんや」「人間は死んでも終わりじゃない」がとても心に残る。
また
いのちの車窓は、様々な方向にある。現実は一つだけれど、どの窓から世界を見るのかで命の行き先は変わっていくだろう。
より良い方向を見よう、なんて説教くさい言葉だけれど、それをやり続けるのは難しい。
前向きに生きることは、本当に難しい。
予想をしてなかったような楽しくて嬉しい終着駅にたどり着けるように、より良い窓を覗いていきたい。
それは現実逃避ではなく、現実を現実的に乗り越えていく為の、工夫と知恵ではないかと思う。
力を抜いてより良くなるように知恵を出し工夫して生きていこう!
すいお氏のイラストもとても素敵。
- 作者: 星野源
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