ひとつむぎの手
知念実希人著 2018年新潮社刊行 書き下ろし
- 第一章 選択の温度
- 第二章 外科医の決断
- 第三章 追憶の傷痕
- 第四章 命を縫う
- エピローグ
主人公が純粋過ぎてちょっと少年漫画っぽいけどとても感動するし読み心地が良い。
そこで必要とされているのは、心臓外科の専門技術ではなく、様々な疾患に対応できる応用力と広い知識、そして患者に対して真摯に向き合う姿勢だ
一般外科医、そして救急医としての腕は医局で一番だと私は思っている。それに、君がいつも患者のために全力を傾けているのを見てきた。君こそ、その病院が必要としている人材だと思ったんだ
最も自分が力を発揮できる場所が自分を必要とされている場所であることが一番の幸せかも。
命を紡ぎ、人を紡ぐ医師にきっとなると思う。
とても良かった。
@2018年@図書館