鋼のメンタル

百田尚樹著 2016年新潮新書刊行

  • まえがき
  • 第一章 打たれ強さの鍛え方
  • 第二章 挫折との付き合い方
  • 第三章 心の立て直し方
  • 第四章 精神の解毒法
  • 第五章 鋼の処世訓
  • 第六章 「成功」の捉え方
  • あとがき

既に鉄レベルのメンタルを持っている人が対象のような気がした。
自分のような豆腐のメンタルを持つ人には後悔するなと言われてもいつまでもクヨクヨしてしまう。
そこを乗り越える方法が知りたいといつも思う。
ただ、書いてあるとおり、失敗を反省し、今何をやればいいのかを考えて行動することが大事なのはよく分かる。
そこを目指して生きていきたい。
「心を壊すのも自分」というのはハッとした。

理想や夢は大切です。人間は理想や夢を持っているからこそ頑張れるし、努力もできます。しかし、それが強すぎると危険なのです。夢が大きく育ちすぎると、それが破れた時、夢が逆に心を食いつぶしにかかることがあるのです。そうすれば夢はもはや怪物と化しています。

自分の作り出した怪物に心を壊されないように、
怪物を落ち着かせる手順を確立しておこうと思う。
また、「喜怒哀楽」を表現し、「空気を読まない」で自分に自信を持って生きていこうと思った。
挫けそうになったら何回か読み直しておきたい本。

鋼のメンタル (新潮新書)

鋼のメンタル (新潮新書)

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