殺人犯はそこにいる 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件

清水潔新潮文庫刊行
2013年単行本(新潮社)、2016年文庫化

  • まえがき
  • 第一章 動機
  • 第二章 現場
  • 第三章 受託
  • 第四章 決断
  • 第五章 報道
  • 第六章 成果
  • 第七章 追跡
  • 第八章 混線
  • 第九章 激震
  • 第十章 峠道
  • 第十一章 警鐘
  • あとがき
  • 文庫版あとがき

間違っていることが判明した時、謝罪しないといけない。
そういう覚悟を持っている人しか権力者側、人を裁く側になって欲しいし、
そういう社会にしていかないといけないのだと思う。
解説(牧野洋)でもそう言っている。

人は誰でもミスをする。
私だってもちろんそうだ。
誤りは正せばよい。
原因を突き止め、再発を防止することに全力を尽くせばいい。
だが、隠蔽しては是正はできない。
誤りが繰り返されるだけだ。

マスコミも同様で世論を誘導するのではなく事実のみを淡々と伝えて欲しいと思う。

権力が報じられたくないことを報じるのがジャーナリズム。それ以外はすべて広報

殺人犯はそこにいる (新潮文庫)

殺人犯はそこにいる (新潮文庫)

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