ミステリークロック

貴志祐介著 2017年角川書店刊行
初出「小説野生時代」(2012年〜2016年)

  • ゆるやかな自殺
  • 鏡の国の殺人
  • ミステリークロック
  • コロッサスの鉤爪

榎本・青砥シリーズは面白いはずなのに...
ん〜トリックが理解できない。
理解できたのは「ゆるやかな自殺」ぐらいか...
表題作の「ミステリークロック」は中編〜長編の部類に入るだろうし、
力が入っているのは分かるが、全然理解できない。
貴志祐介は頭が良いというのは良く分かるけど、
私自身の頭の悪さを痛感して苦しくなる。
「コロッサスの鉤爪」の餌にしたところは私でもとても腹に立つ。
船上減圧室というのを初めて知った。

加圧するときは十時間なんですが、元に戻すには、十二日間もかかるんです

とても勉強になる。

ミステリークロック

ミステリークロック

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