掟上今日子の裏表紙
- 序章 掟上今日子の逮捕状
- 第一章 掟上今日子の取り調べ室
- 第二章 隠館厄介の今日子さん講座
- 第三章 掟上今日子の留置場
- 第四章 隠のジャーナリズム
- 第五章 掟上今日子の電気椅子
- 第六章 隠の面会室&第七章 掟上今日子の秘密の暴露
- 第八章 掟上今日子の公務執行妨害&第九章 隠の不法侵入罪
- 第十章 掟上今日子の相棒&第十一章 隠の相棒
- 第十二章 隠の出張&第十三章 掟上今日子の可視化
- 終章 掟上今日子の釈放
- あとがき
忘却探偵シリーズ第9弾。
今回は今日子さんが容疑者となり厄介が走り回って今日子さんの無罪を証明する。
ヒントはすべて今日子さんが出してくれるのだが、それをなんとか実証しようと論理を重ねていく。
結局、イマイチすっきりしない終わり方だけど、こんな感じで良いのかもしれない。
あとがきでミステリーにおける「裏の裏は表」について
作者と読者の信頼関係に基づいているテクニックであり、トリックであるように思えます。
と言っている。
読み慣れた作者の物語ではやはりそういうところがあるように思う。
予定調和でそれはそれで面白いけど、新たな作者に挑戦していかないとなと思ったりもする。
- 作者: 西尾維新,VOFAN
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/05/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (7件) を見る