BUTTER
柚木麻子著 2017年新潮社刊行
初出「小説新潮」(2015年〜2016年)
なんか読み進めるのにとても時間がかかった。
どこに向かっているのかよく分からないし、
主要登場人物のほとんどすべてが何を考えているのか、
どうしてそのような行動につながるのか、
さっぱり分からなくて、共感できる部分がなかったからかな。
最後のお母さんの言葉
里佳が自分のやりたいことを我慢して手伝ってくれるより、
こうやって、好きなことして、自己管理してくれる方が、親孝行。
私も身体を大事にして、楽しくするようにするから。
そのために、離婚したようなものだもん。
辛くなるためじゃなく、楽しくなるためだよ
子供たちが生き生きと楽しそうに暮らしてくれることが
心の安定にとても大事。
- 作者: 柚木麻子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2017/04/21
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (17件) を見る