誓約

薬丸岳著 2015年幻冬舎刊行 初出「パピルス」(2012年〜2014年)

真犯人はだいたい予想がつく。
タイトルの『誓約』に少し違和感がある。
もう少し綺麗な意味を考えていた。
被害者および被害者関係者の加害者に対する憎しみ、恨みはたとえ死んでも消えることはない。
指示を出した電話の主はその怨念だったというファンタジー系だったら良かったかもしれない。
リアリティがありそうでリアリティがなかったので。

自分の頑張り次第でいくらでも光が見えてきますよ

被害者関係者がこういうのは希望がある終わり方かもしれないけど、
そんなに割り切れるものなのかな...

誓約

誓約

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