祈りの幕が下りる時

東野圭吾講談社文庫刊行
2013年単行本、2016年文庫化
単行本でも読んでるし、映画も見てるので内容はよく分かっている。
本当に題名の『祈りの幕が下りる時』というのが秀逸だと思う。
いろいろな祈りが終わりに近づいた時人は何を思うのか。
家族のこと特に子供のことを思うのであろう。

子供たちの今後の人生をあの世から眺められると思うと楽しくて仕方がない
そのためには肉体なんか失ってもいいって…

親は子供のためなら自分の存在を消せるようです。

というのはよく分かる。
金森さんとの関係も気になるし、捜査一課での活躍も気になるし、とてもとても続編希望。

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