獏の耳たぶ

芦沢央著 2017年幻冬舎刊行 書き下ろし
最後まで読んだけどこれは収束したんだろうか?
これからどのような苦悩が新しい両親を襲うのか、
襲われるのは新しい両親だけでなく、本人も、兄弟もだろう。
誰も幸せにはなれないのは予想できる。
ここで終わりというのがとてもイヤな未来ばかりを想像させられる。

耳たぶの感触はおっぱいの先の固さと同じなんだって

というのは少し覚えておこう。
「だいじょうぶじゃない」という言葉にどこまで向き合えるだろうか...

貘の耳たぶ

貘の耳たぶ

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