錬金
物語の部分は会話で進むので分かりやすい。
それよりもITの歴史の部分が面白い。
ほぼ同名で登場しているじゃないか。
クローズな世界ではなくオープンな世界で勝負していたら日本企業はどうなっていたんだろう。
それを考えるとワクワクしてくる。
今日のIT社会は、何もかも順調に進んできたわけではない。
数えきれないほどのトライ・アンド・エラーと、無数の偶然によって、築かれているのだ。
これは本当にそう思う。
うまくいったことだけ他人に話すけど、その後ろには無数の失敗がある。
失敗がないとうまくいかないし、同じことを、同じ種類のことをやればその失敗をベースに早くうまくいくことが出来る。
失敗の数だけ早くうまくいく方法にたどり着けるのだと思う。
そこを再認識してこれからも頑張ろうと思う。
- 作者: 堀江貴文
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2017/02/21
- メディア: 単行本
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