水族館ガール3

木宮条太郎著 2016年実業之日本社文庫刊行 書き下ろし

  • プロローグ
  • 第一プール セカンド・トレーニン
  • 第二プール ユルい鮭
  • 第三プール ラッコの気持ち
  • 第四プール ピンクの海
  • エピローグ

水族館ガール』シリーズ第3弾。
今回はラッコが主役か。
鮭の話は鮭主体で見るか、熊主体で見るかで全然受ける印象が違ってくる。
こういうことから特に子供向けでは展示技術が必要になってくるのだろう。

飼育技術は『人間から水族への技術』、展示技術は『人間から人間への技術』で、まったく別レベルのもんだ。
水族館では、どちらが欠けてもいけねえ。
『水族のプロ』と『人間のプロ』、その両方がいる

自分に見せているのは『水族』じゃなく、単なる『水族のイメージ』なんじゃないか

何をどう見せるか、本物を見せるのか、イメージを見せるのか、よく考えないといけない。
梶と由香は早くやっちゃえ!と思ってしまう。まどろっこしい...

水族館ガール3 (実業之日本社文庫)

水族館ガール3 (実業之日本社文庫)

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