君の膵臓をたべたい

住野よる著 2015年双葉社刊行
最後の僕の思いの部分、咲良の遺書の部分で涙ぐみそうになった。
泣かなかったけど。
刺激的なタイトルは「爪の垢でも煎じて飲め」をより強力にした言葉なのか。
お互いにお互いになりたかったという関係、もっと素直に絡み合えば良かったのにと思った。
そういうタイトルの強力さと病気じゃなく刺されて死ぬという結末に驚いたなぁ。

君が今までしてきた選択と、私が今までしてきた選択が、私達を会わせたの。
私達は、自分の意思で出会ったんだよ

という言葉がとても印象に残った。
一緒にいるのは偶然ではなく自分たちの選択の結果であるということをもう一度認識して生きていこう。

君の膵臓をたべたい

君の膵臓をたべたい

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