掟上今日子の備忘録
- 第一話 初めまして、今日子さん
- 第ニ話 紹介します、今日子さん
- 第三話 お暇ですか、今日子さん
- 第四話 失礼します、今日子さん
- 第五話 さようなら、今日子さん
- あとがき
『掟上今日子の挑戦状』を読んでいる。
『挑戦状』は第三作目で本作品が第一作目。
『挑戦状』が今ひとつパッとしなかったけど、『備忘録』は案外面白いと思った。
厄介の
今日の今日子さんに許すと言ってもらえなければ、僕は明日の今日子さんに、助けを求められない。
それが嫌なんです。
あなたが忘れても、僕が覚えている
という気持ちがよく分かる。
あなたが忘れたから良いってものではない。
もっと私の気持ちを考えてくれと思ってしまう。
それに対する今日子さんの
昨日の私と今日の私は決して同じではありません。
体験したことは身体が覚えています。
私がそんな風に安心して、無防備に隠館さんに身を撒かせられたのは、隠館さんがこれまで、私に優しくしてくれていたからでしょう。
というのも素直で良かった。
あとは今日子さんの過去が明らかになれば良いのだけれど...
天井のメッセージはいったい何なんだ?
次は二作目の『推薦文』を読まないと!
- 作者: 西尾維新,VOFAN
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/10/15
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