最貧困女子

鈴木大介著 2014年幻冬舎新書刊行

  • 第一章 最貧困女子とプア充女子
  • 第ニ章 貧困女子と最貧困女子の違い
  • 第三章 最貧困女子と売春ワーク
  • 第四章 最貧困少女の可視化
  • 第五章 彼女らの求めるもの

低賃金で働いている人たちを見てきているため、こういう話題はとても気になる。

人は低所得に加えて「三つの無縁」「三つの障害」から貧困に陥ると考えている。


「家族の無縁・地域の無縁・制度の無縁」
精神障害発達障害・知的障害」

「障害」についてはよく分からないが、「無縁」についてはなんとか防ぎたいと思っている。
「家族の無縁」を発生させないよう、「地域の無縁」にならないように自分や家族、子供たちと注意していきたい。

助けてくださいと言える人と言えない人、
助けたくなるような見た目の人とそうでない人、
抱えている痛みは同じでも、
後者の痛みは放置される。
これが、最大の残酷だと僕は思う

「もうダメと言っている間はまだ大丈夫」と言われ続けたことを思い出した。
実はとてもつらかったのだが...
助けてくださいと言いやすくなる雰囲気もとても大切。
「女子」だけではなく「男子」も多くなっているのではないかと思う。
こういうのを男女差別なく注視しないとなと思う。

最貧困女子 (幻冬舎新書)

最貧困女子 (幻冬舎新書)

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