直感力
羽生善治著 2012年PHP新書刊行
『大局観』の続編にあたるのかな。
- はじめに−直感をどのように活かすか
- 第一章 直感は、磨くことができる
- 第二章 無理をしない
- 第三章 囚われない
- 第四章 力を借りる
- 第五章 直感と情報
- 第六章 あきらめること、あきらめないこと
- 第七章 自然体の強さ
- 第八章 変えるもの、変えられないもの
- おわりに−直感を信じる力
直感は、本当に何もないところから湧き出てくるわけではない。
考えに考えて、あれこれ模索した経験を前提として蓄積させておかねばならない。
また、経験から直感を導き出す訓練を、日常生活の中でも行う必要がある。
もがき、努力したすべての経験をいわば土壌として、そこからある瞬間、生み出されるものが直感なのだ。
それがほとんど無意識の中で行われるようになり、どこまでそれを意図的に行っているのか本人にも分からないようになれば、直感が板についてきたといえるだろう。
直感は才能ではなく日々の積み重ねにより判断が早くなる状態、選んではいけない選択肢を瞬時に切り捨てられる状態なのかな。こういうのを意識すること、訓練することにより、より早く目標を達成することが可能となるのだろう。日々努力、これがやっぱりいちばん大事。
- 作者: 羽生善治
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2012/10/16
- メディア: 新書
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