ワルツを踊ろう

中山七里著 2017年幻冬舎刊行
初出「ポンツーン」(2014年〜2015年)
最初は田舎の再生物語かと思ってたのに...
人間一人が壊れる様子がとても恐ろしい。
後半の後半はもうスプラッターホラー。
こういう残酷描写は『カエル男』とかを思い出してとても懐かしい。

感情が理性を焼く。
憎悪が倫理を消し去る。

とても怖い。
疎外感と被害妄想、自分もいつかそれを感じるかもしれない。
面白怖かった!

ワルツを踊ろう

ワルツを踊ろう

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