水族館ガール2
木宮条太郎著 2015年実業之日本社文庫刊行 書き下ろし
- プロローグ
- 第一プール 水族館パンチ
- 第二プール ヒト・トレーニング
- 第三プール すれ違いジャンプ
- 第四プール 恋水
- 第五プール 丸顔のアシカ
- 第六プール 壊れたマンボウ
- 第七プール 甘いシャチ
- 第八プール シンクロ・ジャンプ
- エピローグ
『水族館ガール』の続編。
ドラマでは梶が南アフリカへ行ったが、原作では大阪に出向。
行ったり来たりしてるから、このままドラマの原作には使えないだろうな〜
恋愛部分も嫌味がないし、流れを切るものではないので気分良く読める。
そして何よりイルカの生態や水族館としてどう見せるか、どう見せているかなどとてもタメになって面白い。
さらに嶋と梶の成長も感じられとても良かった。
何回失敗したってかまうものか。どんどん失敗してやる。
そう、「失敗すること」に失敗すればいいのだ。失敗の失敗−それは成功なのだから。
この考え方は素晴らしい。
皆、気づいてはいる。けれど、意識の奥底に追いやってる。いざと言う時に自分に言い訳がてきるように。『気付いてなかったことじゃない。仕方ないんだ』と言えるように。たぶん、どんな仕事でも、似たようなことはあるんだと思う。けど、そういった事柄には、結構、根源的な問題が隠れてることがあるもんだから
この部分は自分もどうにかしなければならない。
次巻もあるので読まなければ!ドラマは続編あるのかな?
- 作者: 木宮条太郎
- 出版社/メーカー: 実業之日本社
- 発売日: 2015/07/16
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (4件) を見る