わたし、定時で帰ります。
朱野帰子著 2018年新潮社刊行
初出「yomyom」(vol.41〜45)
- 第一章 皆勤賞の女
- 第二章 スーパーワーキングマザー
- 第三章 会社に住む男
- 第四章 期待の新人
- 第五章 仕事が大好きな人
初めて読む作家。
会話中心なので状況理解は早いけど、
こんなことまでしゃべらないと思ってしまうからか読みづらい。
仕事を終わらせつつ定時で帰るというのはなかなか難しい。
現実社会でも各人により考え方が違うから難しいし。
なにか画期的なアイデアで両方を実現するかと思ったら
結局は自分でやって倒れて会社に気づかせるという方法か...
やっぱりそれしかないのかな。
目から鱗の良い方法はないんだろうか...
もう誰も死なせない。
そのためには誰も独りにしない。
どんな小さな不安でも吐き出させ、抱えこませない。
こういう考え方の人が上に立って少しずつ広げていければ良いなと思う。
@2018年@図書館